テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日に女子シングルス決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)に6-2, 6-1のストレートで完勝し、オープン…

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日に女子シングルス決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)に6-2, 6-1のストレートで完勝し、オープン化以降史上3人目の3連覇を達成して4度目の優勝を飾った。試合後の会見でシフィオンテクは「大きな意味がある大会だった」と振り返った。
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世界ランク1位で23歳のシフィオンテクが同大会に出場するのは6年連続6度目であり、2020年・2022年・2023年に優勝を飾っている。
今大会では1回戦で世界ランク148位のL・ジャンジャン(フランス)を下すと、2回戦では同134位の大坂なおみに対しマッチポイントを握られるところまで追い込まれたが、そこから逆転し7-6 (7-1), 1-6, 7-5のフルセットの激闘の末に勝利した。
その後は調子を一気に上げ、3回戦で同42位のM・ブズコバ(チェコ)、4回戦で同41位のA・ポタポヴァ、準々決勝で第5シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)、準決勝で第3シードのC・ガウフ(アメリカ)を下し決勝に駒を進めた。
迎えた決勝でもシフィオンテクは相手を圧倒。ファーストサービス時69パーセントの確率でポイントを獲得するとパオリーニのブレークを1度に抑える。リターンゲームでは5度のブレークに成功し、わずか3ゲームしか落とさず完勝で同大会3年連続4度目の優勝を決めた。また、四大大会では通算5つ目のタイトル獲得となった。
試合後の会見でシフィオンテクは「大きな意味がある大会だった。序盤から2回戦までがとてもシュールだった。けど、試合ごとに自分のプレーがどんどん良くなっていったの。自分自身を本当に誇りに思う。外からの期待もかなり高かったから、プレッシャーもあった。ただ、それをやり遂げたことに満足しているし、このすべてに対処する準備ができていた。だからこそ勝つことができたの」とコメントした。
「決勝はプレッシャーがかかることもある。本当にいい試合だったと思う。もちろん完璧ではなかったかもしれないけれど。でも、レベルはかなり高かったと思う。スコアが言うほど簡単じゃなかった。プレッシャーもあったしね」
なお、オープン化以降で全仏オープンの女子シングルスで3連覇を達成するのはM・セレス(アメリカ)J・エナン(ベルギー)に次ぐ史上3人目の快挙となった。
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