サッカー界でカリスマ的人気誇るメッシ。その存在感はいまだ健在だ。(C)Getty Images これもスターの宿命か。ア…

 

サッカー界でカリスマ的人気誇るメッシ。その存在感はいまだ健在だ。(C)Getty Images

 

 これもスターの宿命か。アルゼンチン代表FWのリオネル・メッシが、自らの知り得ないところで問題の渦中に入れられている。

 昨年6月から米メジャーリーグサッカー(MLS)の新興クラブ、インテル・マイアミでプレーするメッシ。入団後は公式戦15戦14発と衰え知らずの力を見せつけ、同リーグでも頭抜けた人気を集めている。

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 ゆえに“休養”ひとつとっても問題は起きる。

 現地時間6月6日、カナダ紙『Vancouver Sun』は、去る5月25日に行われたバンクーバー・ホワイトキャップスとのリーグ戦でメッシを筆頭に、ルイス・スアレス、セルジオ・ブスケツら主力が欠場したために、MLSとホワイトキャップスが「提訴されている」と報じた。

 同紙によれば、今回の提訴に動いたのはホー・チュン氏らバンクーバー・ホワイトキャップスのサポーターたち。彼らは試合前にMLSと贔屓チームがSNSで「メッシがやってくる」と必要以上の広告を打ったこと、さらにチケット代が通常の10倍だったことを強調。そうした状況でインテル・マイアミの主力がこぞって欠場したために、「典型的なおとり商法だ」と訴えているという。

 無論、メッシらの欠場はリーグにとっても、クラブにとっても不可抗力ではある。ゆえに「消費者保護法に反する詐欺行為があった」としてチケット代に加え、さらに観戦のために使用した遠征費と宿泊費の返金を求められた訴状に対しては、「問題となった有名なサッカー選手がプレーできない可能性があること、あるいはプレーするかどうかに関して無理があることも知っているべき」と主張。法廷闘争も辞さない覚悟を示している。

 もっとも、猛烈な批判を受けたバンクーバー・ホワイトキャップスのアクセル・シュスターCEOは「残念ながら我々でも対戦相手のプレーをコントロールすることはできない。一刻も早くファンに伝えることが重要だった」と釈明してはいる。

 メッシの欠場を巡る騒動が起きるのは久しいことではない。今年2月に香港で実施されたプレシーズンマッチを欠場した際にも、高額チケットを購入した現地ファンが猛反発。興行の主催者がチケットの半額を返金する一大騒動となった。

 欠場しても問題となってしまう。メッシ人気は不変だ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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