テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、女子シングルス準決勝が行われ、第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)が世界ランク38位のM・アンドレーワを6-3, 6-1のストレートで破り、四大大会初の決勝進…

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、女子シングルス準決勝が行われ、第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)が世界ランク38位のM・アンドレーワを6-3, 6-1のストレートで破り、四大大会初の決勝進出を果たした。試合後にパオリーニは「決勝に立つなんて夢にも思っていなかった」と語った。
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28歳のパオリーニは今季、2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)を制しキャリア最大のタイトルを獲得。世界ランクは自己最高の12位を記録した。
今大会は準々決勝で第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を下して四大大会初の4強へと駒を進めた28歳のパオリーニ。一方、17歳のアンドレーワも準々決勝では第2シードのA・サバレンカを破り、4強に進出した。
準決勝、パオリーニはファーストサービスの入る確率で80パーセントの高水準を記録。アンドレーワに6度のブレークポイントを与えたもののこれをすべて凌ぐ粘りを見せた。リターンゲームでは同じく6度のブレークチャンスを握ると、パオリーニはそのうち4度でブレークに成功。決定力の違いが勝敗を分けた。
試合後にパオリーニは「グランドスラムの決勝に進出できて、とてもうれしい。ありえないことのように思えるけど、本当なのね。このポジションに立てて本当にうれしい。グランドスラムの決勝に立つなんて夢にも思っていなかった」
「もちろん、グランドスラムの決勝は昔から見ていた。願ってはいたけれど、今となっては自分でも不思議なくらいよ。本当にうれしい。そして驚いている。それが今の気持ち
1時間13分で決勝への切符を手にしたパオリーニは四大大会初優勝をかけて、決勝で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準決勝で第3シードのC・ガウフ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
シフィオンテクは3連覇と4度目の全仏オープン制覇を狙っており、女王に挑む構図となった。
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