◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日(6日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd(パー71) 「成績を出せないのには、必ず理由がある。ここで良い成績を出すことに価値を感じる」。通算18勝の石川遼が…
![“鬼門”宍戸で上位浮上なるか](https://i.gimg.jp/cmsimg/351492.jpg)
◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日(6日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd(パー71)
「成績を出せないのには、必ず理由がある。ここで良い成績を出すことに価値を感じる」。通算18勝の石川遼が11度目の宍戸ヒルズでリベンジを図る。
難しいコースだからこそ、経験を積むほど見えるもの、考えることが増えてさらに難しくなる。過去10度出場して予選落ちが5度、自己ベストは3度目の挑戦だった2010年の15位タイだ。今年は5バーディ、1ボギー1ダブルボギー「69」で回り、2アンダー23位で滑り出した。
![自己ベストは2010年の15位タイ](https://i.gimg.jp/cmsimg/351493.jpg)
なかなか上位に入れない理由をつぶす作業は「けっこう楽しいなと思います」と毎年コースと戦っている。今年は開幕前にテストした新シャフトを挿して本戦へ。「日に日に体に馴染んでいる感じがします」と悩んでいた1Wショットの感触が好調で、イメージ通りの弾道が打てているという。
![ドライバーショットは「100点」のパフォーマンス](https://i.gimg.jp/cmsimg/351491.jpg)
例年との違いを感じたのが、この日最難関となった17番。右ドッグレッグのホールで、1Wで打ったティショットを右のOBに入れてダブルボギーとしたが、ティイングエリアに立った時のイメージは悪くなかった。例年なら、1Wを持つかどうか悩むホール。「普段通りのドローが打てるイメージが出るくらい、タイミングが合っているクラブ。17番は自信を持って打って、ちょっと悪いミスをしたという感じ」と修正できる範囲に収まった。
「1Wのパフォーマンスはほぼ100点」と振り返った初日。「あしたもすごく楽しみ」と残り3日間もコース攻略に考えを巡らせる。(茨城県笠間市/谷口愛純)
![最終ホール、バーディパットを入れてガッツポーズ](https://i.gimg.jp/cmsimg/351490.jpg)