琉球が荒川颯との契約継続を発表…練習生から飛躍の兆し「挑戦とても楽しみ」

　B1リーグの琉球ゴールデンキングスは6月6日、荒川颯と2024－25シーズンの選手契約継続に合意したことを発表した。　愛知…

　B1リーグの琉球ゴールデンキングスは6月6日、荒川颯と2024－25シーズンの選手契約継続に合意したことを発表した。

　愛知県出身で7月に27歳の誕生日を迎える荒川は、182センチ78キロのポイントガード兼シューティングガード。洛南高校から拓殖大学へと進学し、2019－20シーズンにライジングゼファー福岡の特別指定選手としてBリーグデビューを果たすと、ファイティングイーグルス名古屋、レバンガ北海道でもプレーし、今シーズン開幕前に琉球へ加入した。

　昨年7月の加入発表時は「練習生」という立場だったが、2023－24シーズン開幕直前に選手契約を勝ち取りロスター入りした。リーグ戦ではキャリアハイとなる38試合に出場し、1試合平均8分13秒のプレータイムで、2.1得点0.7リバウンド0.6アシストをマーク。チャンピオンシップでも9試合中7試合に出場した。

　今回の契約発表に際して、荒川は「この機会を下さった関係者の皆様に感謝し、今まで積み上げてきたキングスのカルチャーを体現する事や、これから積み上げていくという挑戦をとても楽しみにしています。共に戦いましょう」とコメント。

　クラブは「荒川選手は闘争心あふれるディフェンスが武器のプレーヤーです。また、持ち前のスピードを活かした攻撃は試合のテンポを変え、勢いをもたらしてくれます。昨シーズン練習生から契約を勝ち取り、新シーズンも荒川選手のさらなる飛躍にご期待ください」と、ファンに呼びかけた。