宇都宮ブレックスは6月6日、渡邉裕規、遠藤祐亮、鵤誠司との2024−25シーズン選手契約継続が決まったことを発表した。  神…

 宇都宮ブレックスは6月6日、渡邉裕規、遠藤祐亮、鵤誠司との2024−25シーズン選手契約継続が決まったことを発表した。

 神奈川県出身で現在36歳の渡邉は、180センチ80キロのポイントガード。青山学院大学からパナソニックトライアンズに入団するも、同チームの休部に伴い、当時NBLに所属していたリンク栃木ブレックス(現宇都宮)へ2013−14シーズンに移籍した。

 在籍11季となった2023−24シーズンは53試合に出場し、1試合平均10分59秒4.4得点1.4アシストを記録。また、3ポイントシュート成功率は39.6パーセントとキャリアハイを記録。値千金の長距離砲を決める“ナベタイム”は未だ健在だ。

 千葉県出身で現在34歳の遠藤は、186センチ87キロのシューティングガード。大東文化大学卒業後、2012年にリンク栃木ブレックス(現宇都宮)の下部組織であるTGI・Dライズに入団。その後は、JBL時代から現在に至るまで宇都宮一筋でプレーを続けている。

 今シーズンは全60試合に出場し、1試合平均22分4秒8.1得点1.7リバウンドをマーク。3ポイントシュート成功率は40.7パーセントを叩き出し、リーグ4位の結果を残した。

 福岡県出身で現在30歳の鵤は、185センチ95キロのポイントガード。2015年に青山学院大学から広島ドラゴンフライズへ入団すると、2017年には宇都宮ブレックスへ移籍した。2021-22シーズンにはBリーグ制覇に大きく貢献し、「日本生命ファイナル賞」を受賞。

 在籍7季目の今シーズンは、58試合に出場し、1試合平均20分22秒5.2得点3.1リバウンド2.6アシストを記録。外国選手にも当たり負けしない堅固なフィジカルはいまだ衰えず、ベンチスタートでもきっちりチームをバックアップする。

 今回の発表に際し、3選手は以下のようにコメントした。

▼渡邉裕規 コメント

「2024-25シーズンもブレックスでプレーさせていただけることになりました。

 気づけば、前所属チーム休部により拾っていただき、栃木の地に来て12シーズン目。

 たくさんの素晴らしい経験をさせていただきました。

 そして、また来季もブレックスの選手としてプレーできることに喜びを感じます。

 今季味わった悔しさを次のシーズンは回収できるように、今、自分がプレーさせてもらえていることを決して当たり前とは思わずにブレックスの選手としての意地とプライドを持ち、力の限りプレーしたいと思います。

 2024-25シーズンも、ご声援をよろしくお願いいたします。

 もっともっと、良いチームになります。2024-25シーズンは必ず」

▼遠藤祐亮 コメント

「2024−25シーズンも宇都宮ブレックスでプレーできることをとても嬉しく思っています。

 素晴らしいチームメート、スタッフ、そして日本一熱いファンの皆さんとともに戦い優勝したいです。

 引き続き、たくさんの応援をよろしくお願いします。

 またお会いできる日を楽しみにしています」

▼鵤誠司 コメント

「2023−24シーズンもともに戦ってくれて、ありがとうございました。

 2024−25シーズンもブレックスでプレーさせてもらえることを嬉しく思います。

 2023−24シーズンの色々な思いを胸に次のシーズンもベストを尽くし、BREX NATION一丸となって最後の最後まで戦い抜きたいと思いますので、よろしくお願いします」