前田健太がわずか2球で右側腹部の違和感により途中交代した(C)Getty Images タイガースの前田健太は現地時間6月5日(日本時間6日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発登板。しかし、初回に2球を投げたところで負傷降板。チームは1…

前田健太がわずか2球で右側腹部の違和感により途中交代した(C)Getty Images

 タイガースの前田健太は現地時間6月5日(日本時間6日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発登板。しかし、初回に2球を投げたところで負傷降板。チームは1-9で敗れた。

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 球団Xの『Tigers PR』によると、「ケンタ・マエダは右側腹部の違和感で途中交代」と降板理由を説明している。

 前田は先頭打者のマーカス・セミエンに初球91マイル(約146.4キロ)の直球でストライクを取ると、2球目にスライダーを投げた直後に、顔をしかめながら右腹部を押さえた。

 ベンチからはA・J・ヒンチ監督やスタッフなどがマウンドへと向かい、2球の投球練習を行って本人は投げられるようなサインを送ったが、指揮官が大事を取って交代を決断した。前田は悔しさをにじませて無念の降板となった。

 試合はレッドソックスが、6回にラファエラのこの日2本目のアーチとなる7号2ランが飛び出して7得点。タイガースは8回にコルト・キースが2ランを放ったが、3-7で敗れている。

 この日は走者を出して2アウトまでいきながら粘り切ることができず、5失点で2敗目を喫した前田。防御率は「6.25」となっている。前回登板の24日のブルージェイズ戦ではウイルス性疾患による15日間の負傷者リスト(IL)入りから復帰し、5回無失点と好投して2勝目を挙げていたが、3勝目を手にすることはできなかった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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