卓球の「WTTコンテンダー ザグレブ」は6日からは本戦が開幕し、日本からは男女の有力選手が出場する。◆パリ五輪団体へカギ握るダブルス 平野美宇・張本美和は上位進出なるか、第1シードの戸上隼輔・篠塚大登はタイトルも視界■陳夢相手に堂々の戦いを…
卓球の「WTTコンテンダー ザグレブ」は6日からは本戦が開幕し、日本からは男女の有力選手が出場する。
◆パリ五輪団体へカギ握るダブルス 平野美宇・張本美和は上位進出なるか、第1シードの戸上隼輔・篠塚大登はタイトルも視界
■陳夢相手に堂々の戦いを披露
直近に行われていた「WTTチャンピオンズ重慶」で印象的な活躍をみせたのが世界ランキング8位の張本美和(木下グループ)。日本女子では早田ひな(日本生命)と並びベスト8に進出し、世界ランキング3位でパリ五輪中国代表でもある陳夢相手に1ゲームを奪うなど善戦した。
張本美は今大会では女子シングルスで早田、シン・ユビン(韓国)に次ぐ第3シードに入っており、中国勢がいないなかで優勝争いに絡んでいくことが期待される。
張本美は1回戦で世界ランキング23位のチュ・チョンヒ(韓国)との戦い。Tリーグの木下アビエル神奈川でも共闘した難敵が初陣となる。
さらに、勝ち進んだ場合、準々決勝で同10位の伊藤美誠(スターツ)との可能性がある。世界ランクでは張本美がわずかに現状は上回り、パリ五輪の団体戦メンバーにも逆転で滑り込んだ。この両者のマッチアップが大会のカギを握るかもしれない。
夏のパリ五輪に向けて国際大会で強化を図る日本チーム。そのなかで、最年少の張本美がクロアチアの地で自身の経験値を積み上げることができるか。
◆東京五輪金・陳夢と激闘の張本美和が最大の収穫「正直4回目の対戦で……」 パリでの団体金を狙う“最強トリオ”の現在地
◆「今日が1番良かった」張本美和、東京五輪金・陳夢相手に敗戦も手応え “反省材料”明かすも「戦術もすべて出し切った」
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