剛腕に“リベンジ”成功のバックスクリーン弾■パイレーツ ー ドジャース(日本時間6日・ピッツバーグ) ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたパイレーツ戦に「2番・指名打者」で出場し、5試合ぶりとなる15号を放った。7…

剛腕に“リベンジ”成功のバックスクリーン弾

■パイレーツ ー ドジャース(日本時間6日・ピッツバーグ)

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたパイレーツ戦に「2番・指名打者」で出場し、5試合ぶりとなる15号を放った。7点を追う3回2死一塁からバックスクリーンに2ランを放り込み、笑顔を見せた。これで17本塁打でリーグトップを走るブレーブスのマルセル・オズナ外野手に2本差と迫った。

 2回に7点をリードされても諦めない。パイレーツの剛腕、スキーンズの100.1マイル(約161キロ)をバックスクリーンにまで運ぶと、球場は騒然。大谷は第1打席に101.3マイル(約163キロ)、100.1マイル(約161.1キロ)、100.8マイル(約162.2キロ)の直球を全て空振りし、3球三振に倒れていただけに、リベンジに成功した。

 打席に入ると敵地のファンからはブーイングが沸き起こった。ただ、6月初アーチに、敵地は大きく沸いた。ピッツバーグにあるPNCパークは初見参。自らが持つ日本人最多記録を更新する27球場目のアーチとなった。打球速度105.6マイル(約169.9キロ)、飛距離415フィート(約126.5メートル)を計測するアーチだった。

 4日(同5日)の同戦では8回に剛腕チャップマンから2試合ぶりの中前打を放ち、4打数1安打2三振だった。2021年、2023年には月間MVPを受賞するなど6月は得意としており、今後の猛打にも期待がかかる。(Full-Count編集部)