日本ゴルフ協会(JGA)と日本高等学校・中学校ゴルフ連盟は5日、都内で会見を行い、現在JGAが主催する「日本ジュニアゴルフ選手権」を、2025年大会から両団体の共催にすると発表した。 また、連盟主催の「全国高等学校・中学校ゴルフ選手権」…

JGAと高等学校・中学ゴルフ連盟が「日本ジュニア」の共催化などを発表

日本ゴルフ協会(JGA)と日本高等学校・中学校ゴルフ連盟は5日、都内で会見を行い、現在JGAが主催する「日本ジュニアゴルフ選手権」を、2025年大会から両団体の共催にすると発表した。

また、連盟主催の「全国高等学校・中学校ゴルフ選手権」(緑の甲子園)は同年から個人戦をなくし、団体戦のみの開催に変更する。地球温暖化に伴う夏場の急激な気温上昇を考慮した。熱中症対策として選手のラウンド数を減らして負担を軽減する。

こうした施策を通じて、日本ジュニアは個人、緑の甲子園は団体の日本一決定戦という位置付けを明確にし、それぞれの大会の価値を向上させる狙いもある。

JGAの池谷正成会長は「日本ジュニアでは選手自身の誇りのため、高校選手権と中学選手権ではチームの友情を深め、日本一を目指して精進してもらうことを期待しています」と話した。

連盟の中曽根弘文会長は「緑の甲子園は、ゴルフ部の活動が縮小傾向にある中学の部について協力団体のジュニアゴルフクラブチーム連盟との融合を模索している」と明かした。