歴史的Vを飾った笹生(C)Getty Images 女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦となる全米女子オープンは現地時間6月2日(日本時間3日)、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日が行われ、3打差…

歴史的Vを飾った笹生(C)Getty Images

 女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦となる全米女子オープンは現地時間6月2日(日本時間3日)、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日が行われ、3打差の5位で出た笹生優花(22・フリー)が5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68。通算4アンダーとし、逆転で2021年大会以来、2度目の優勝を成し遂げた。海外メジャー2勝は日本勢初の快挙となった。

【動画】笹生が2度目のメジャーV!ウイニングパットの瞬間をチェック

 首位と3打差の5位から出た笹生は6番でダブルボギーを喫したものの、サンデーバックナインで盛り返した。12番(パー3)のバーディで首位に並ぶと、13番(パー5)も伸ばして、猛チャージをかける。15、16番も連続バーディとたたみかけ、17番(パー3)では3パットボギーとなったが、リードを守り切った。

 日本人で初めてメジャーを制したのは1977年の全米女子プロ選手権での樋口久子、その後、2019年の全英女子オープンで渋野日向子、21年の笹生が続いていた。
 
 笹生の22歳11か月13日での大会2勝目は史上最年少記録、メジャー2度目の制覇は男女を通じて日本勢初の快挙とまさにメモリアルVとなった。

 同大会では渋野日向子も通算1アンダーで2位フィニッシュ、日本勢の活躍が目立った大会ともなった。

 表彰式では涙も浮かべながら「家族の支えがなければ、ここにはいられませんでした。すべての皆さんに感謝します」と感謝の気持ちを口にした笹生。

 今後の活躍も楽しみにしたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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