徐々に練習の強度を上げている吉田。復帰への道は順調なようだ(C)Getty Images  左手親指を痛めて負傷者リスト(IL)入りしているレッドソックスの吉田正尚が6月1日(日本時間2日)、負傷後初となるフリー打撃を…

 

徐々に練習の強度を上げている吉田。復帰への道は順調なようだ(C)Getty Images

 

 左手親指を痛めて負傷者リスト(IL)入りしているレッドソックスの吉田正尚が6月1日(日本時間2日)、負傷後初となるフリー打撃を行ったと米メディアが伝えている。

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 米メディア『MassLive』レッドソックス担当記者であるクリストファー・スミス記者は、「レッドソックスのDHマサタカ・ヨシダ 負傷後初めてグラウンドでフリー打撃『痛みなし』」と題した記事内で、吉田とアレックス・コーラ監督のコメントを伝えている。

 吉田はタイガース戦の前に「痛みなく打てた」と、通訳の山口雄太郎氏を通じて語ったという。また、「次のステップは、強度を上げることだと思います」とも述べており、復帰に向けて一歩前進したようだ。

 復帰のスケジュールは未定のようだが、同記者は吉田の「リハビリに行って、どれくらいの時間がかかるか見てみようと思う」との言葉も伝えた。また、吉田が負傷後初となるフリー打撃を行ったことについて、コーラ監督は「山は越えた。離陸するだけだ。いつ彼がマシン打撃するか分からないが、バッティング練習に関しては毎日やっていく」と語ったという。

 吉田は4月28日(日本時間29日)のカブス戦に出場した際、左手親指を負傷。その後、IL入りが発表され、治療に専念していた。メジャー2年目の今季は、主に指名打者(DH)として24試合に出場。打率.275、2本塁打、11打点と成績を残していた。

 ようやく見えた復帰への道筋。吉田の状態に引き続き注目したい。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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