相手エースから左中間に特大弾を放ったジャッジ。(C)Getty Images 名門の怪物スラッガーが止まらない。 現地時間6月1日、ヤンキースのアーロン・ジャッジは、敵地で行われたジャイアンツ戦でメジャートップを独走する21号先制2…

相手エースから左中間に特大弾を放ったジャッジ。(C)Getty Images

 名門の怪物スラッガーが止まらない。

 現地時間6月1日、ヤンキースのアーロン・ジャッジは、敵地で行われたジャイアンツ戦でメジャートップを独走する21号先制2ランをマークした。

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 球場も騒然とする一打となった。初回1死一塁で打席に立ったジャッジは、相手エースのローガン・ウェブに対して8球も粘る。そしてフルカウントから9球目に投じられたインコース低めへのチェンジアップを強振。すくい上げられた打球はあっという間に左中間方向に飛距離を伸ばし、464フィート(約141.4メートル)の特大弾となった。

 これで3試合連発、それも3戦4発という圧巻のパフォーマンス。シーズン換算では、驚異の56発ペースと、アメリカン・リーグ記録となる62発を放った22年シーズンを彷彿とさせる量産態勢だ。

 まさに打ち出の小槌のように本塁打を打つ主砲を敵地のメディアも絶賛する。ジャイアンツの地元放送局『NBC Sports Bay Area』で解説を務めているマイク・クルーコウ氏は「大男がまた打ったぞ……。なんてこった。彼のパワーは本当に凄まじいね。左中間のスタンドの奥深くまで飛んでいった。あそこまで飛んだ打球を私は見たことがない」と脱帽した。

 もはや手のつけられない状態のジャッジ。歴史的なペースで本塁打を打ちまくる男の打棒から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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