前田健太は5回途中5失点で今季2敗目を喫した(C)Getty Images タイガースの前田健太が現地時間5月31日(日本時間6月1日)、敵地でのレッドソックス戦に今季9試合目の先発登板。6三振を奪ったが、5回途中8安打5失点で今季…

前田健太は5回途中5失点で今季2敗目を喫した(C)Getty Images

 タイガースの前田健太が現地時間5月31日(日本時間6月1日)、敵地でのレッドソックス戦に今季9試合目の先発登板。6三振を奪ったが、5回途中8安打5失点で今季2敗目を喫した。

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 初回に1点の援護をもらった前田はその裏、先頭のジャレン・デュランに四球を与えてしまうが、続くウィルヤー・アブレイユを二ゴロ併殺打に打ち取り2アウト。コナー・ウォンに安打を許したが、後続を切って取った。

 2回も四球と安打を許したが、三振2個を奪って切り抜けた。3回は2個の三振で三者凡退に仕留めたが、4回に一死二塁からドミニク・スミスに適時二塁打を浴びて1-1の同点に追いつかれてしまう。

 さらに二死一・三塁のピンチを背負ってセダン・ラファエラに左翼のグリーンモンスターを越える6号3ランを打たれると、がっくりとうつむきながら悔しさをあらわにした。

 5回も先頭は右飛に打ち取ったが、続くコナー・ウォンに二塁打を許した。その後二死三塁となって、ロブ・レフスナイダーに適時二塁打を打たれてしまい、この回途中でマウンドを降りた。

 試合はレッドソックスが、6回にラファエラのこの日2本目のアーチとなる7号2ランが飛び出して7得点。タイガースは8回にコルト・キースが2ランを放ったが、3-7で敗れている。

 この日は走者を出して2アウトまでいきながら粘り切ることができず、5失点で2敗目を喫した前田。防御率は「6.25」となっている。前回登板の24日のブルージェイズ戦ではウイルス性疾患による15日間の負傷者リスト(IL)入りから復帰し、5回無失点と好投して2勝目を挙げていたが、3勝目を手にすることはできなかった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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