姉を超える大物となれるか。重賞勝ち馬2頭の半妹となるショウナンザナドゥ(牝2、栗東・松下武士厩舎)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。  ショウナンザナドゥは父キズナ、母ミスエーニョ、母の父Pulpitの血統…

 姉を超える大物となれるか。重賞勝ち馬2頭の半妹となるショウナンザナドゥ(牝2、栗東・松下武士厩舎)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。

 ショウナンザナドゥは父キズナ、母ミスエーニョ、母の父Pulpitの血統。母は09年の米G1デビュターントSの覇者。半姉のミスエルテは16年のファンタジーS、同じくミアネーロは今年のフラワーCを制している。22年のセレクトセール当歳で1億8500万円(税抜)の高値となった。

 ここ2週は池添騎手が騎乗し、1週前にはCWで6F82秒3、1F11秒4、今週は坂路で4F53秒3、1F12秒4と水準以上の時計をマークしている。姉6頭は全て勝ち上がっており、とりわけ新馬では[3-2-1-0]の好成績。姉2頭に続く重賞タイトル、さらにその上を目指すためにも、ここはしっかりと勝ちたい一戦となる。