東都大学野球 春季2部リーグ戦・専大戦 第1回戦⚫︎東洋大1ー6専大123456789計東洋大0000000011専大30100020×6二塁打:高中(四回)岩崎、山本、南、向髙、大坪ー政所、佐々木(涼)・打者成績打順守備名前打安点1(左)…
東都大学野球 春季2部リーグ戦・専大戦 第1回戦
⚫︎東洋大1ー6専大
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
東洋大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
専大 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | × | 6 |
二塁打:高中(四回)
岩崎、山本、南、向髙、大坪ー政所、佐々木(涼)
・打者成績
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
1 | (左) | 里(総4=浦和学院) | 2 | 0 | 0 |
左 | 秋元(済3=木更津総合) | 3 | 0 | 0 | |
2 | (右) | 花田(総3=大阪桐蔭) | 2 | 0 | 0 |
右 | 山内(総1=東海大相模) | 3 | 2 | 0 | |
3 | (遊) | 宮下(総3=北海) | 5 | 2 | 1 |
4 | (三) | 池田(営3=三重) | 5 | 1 | 0 |
5 | (一) | 高中(総1=聖光学院) | 4 | 2 | 0 |
6 | (指) | 斎藤(営4=九州国際大付) | 2 | 0 | 0 |
打 | 冨安(営2=履正社) | 1 | 0 | 0 | |
7 | (捕) | 政所(営3=天理) | 2 | 1 | 0 |
打 | 嶋村(法4=栄北) | 1 | 0 | 0 | |
捕 | 佐々木涼(営1=札幌大谷) | 0 | 0 | 0 | |
8 | (中) | 大城戸(総1=九州学院) | 2 | 0 | 0 |
打 | 佐久間(済4=千葉黎明) | 1 | 1 | 0 | |
9 | (二) | 馬場(総2=九州学院) | 2 | 1 | 0 |
打 | 松本(営4=成田) | 1 | 0 | 0 | |
計 | 36 | 10 | 1 |
・投手成績
勝負 | 名前 | 回 | 球数 | 安 | 四死球 | 三振 | 責 |
負 | 岩崎(総4=履正社) | 2/3 | 24 | 4 | 0 | 1 | 0 |
山本(総4=霞ヶ浦) | 2 1/3 | 44 | 2 | 1 | 0 | 1 | |
南(総1=大阪桐蔭) | 2 | 35 | 0 | 2 | 2 | 0 | |
向髙(営3=報徳学園) | 2 | 29 | 1 | 0 | 1 | 0 | |
大坪(営2=智辯学園) | 1 | 8 | 0 | 0 | 1 | 0 |
試合を終えた選手たち
山本は1回途中から登板し力投を見せた
高中はこの試合2安打の活躍
2部の優勝争いで東農大を追いかける東洋大は、なんとしても勝利を飾りたい今カード。しかし、先発した岩崎(総4=履正社)が初回に3点を失うと、打線も5回まで2安打に抑えられ、六回に満塁のチャンスも走者を返せず、1-6でカード初戦を落とした。
立ち上がり、岩崎は先頭打者を三振に打ち取るも連打で1死一、三塁とされると、失策が絡み先制を許す。
岩崎は直後に適時打を浴びるも、スクイズを外し2死まで取ったが、6番中野(専大)に左前打を打たれ3失点したところでわずか1イニング持たずに降板した。
打線は、四回に高中(総1=聖光学院)の二塁打、五回に馬場(総2=九州学院)の左前打が出るも、専大の肥沼投手をなかなか打ち崩すことができず。岩崎の後にマウンドに上がった山本(総4=霞ヶ浦)、南(総1=大阪桐蔭)がなんとか専大打線を抑えて0-4で5回を終えるとチャンスは六回。
先頭の宮下が中前打で出塁すると、1死から高中が安打で続いた。しかし、6番斎藤(営4=九州国際大付)の一ゴロの間に、宮下が本塁へ走るもタッチアウトとなってしまう。
それでも続く政所(営3=天理)が右前打で満塁とすると、チャンスで大城戸(総1=九州学院)に打席が回る。カウント1-1からの3球目、バットに当たった打球は惜しくも左飛に打ち取られた。
七回、前の回からマウンドに上がった向髙(営3=報徳学園)が4番の西里(専大)に本塁打を浴び、点差は6点に広がる。七、八回と走者を出しながらも得点できず、ついに迎えた九回表の攻撃。
先頭、代打の佐久間(済4=千葉黎明)が出塁すると、2死から山内(総1=東海大相模)、宮下の連打で1点を返すも池田(営3=三重)がニゴロに倒れ、無念の敗戦。カード初戦を落とす形となった。苦しい時こそチームで前を向き、目の前の一戦に力を尽くしてほしい。
▪️コメント
・井上監督
ーー10安打だったが
2番3番4番が結局ここって時に打たないので、どうでも良いところで打つから、それで喜んでる場合では無いですよね。
ーー岩崎(総4=履正社)投手の降板は
あのエラーとか色々ありますけど、でもエースだったらそこは抑えないとだめですよね。流れを切りたかったので、変えました。
ーー後半のリリーフ陣は
まああれで満足されたら困りますけど、経験はさせた方が良いですので。
ーー相手専大の投手は
バッターに向かってきてますよね、うちはそれを受けちゃってる負けてますもん気持ちで。
ーー明日に向けて選手たちにはどんなことを
もう終わりなので、明日は気楽にやればいいんじゃないですか。新しい力を使っていきたいなと。もう多分90%99%無いので。自力で優勝したいので。
・嶋村主将(法4=栄北)
ーー何度もあった得点のチャンス。あと一本がなかなかでなかったが
バッティングが受け身になっていました。チャンスが作れたのがツーアウトからだったのが、もっとノーアウト若いカウントの時から出塁していけたらよかったなと。ノーアウトとツーアウトではプレッシャーも違いますし。ツーアウトでのチャンスが多かったので力んでしまったと思いました。
ーー今日の試合中、ベンチやチームの雰囲気は
前回と比べて、しまった入りができていなかったなと思います。また、その中でも一つ一つのプレーに全員が入りきれていなかったと思います。打てた時、フォアボールで出れた時に、自分たちが苦しい状況だから喜べていなかったと思います。負けている劣勢だからこそ、チームで戦わないと勝てないと思いました。
ーー明日に向けての意気込み
自力優勝は無くなりましたが、勝つことは変わらないです。どんな形になるかは分からないけれど、今日の課題を生かしてしっかりやることをやろうと思います。
TEXT=青柳そよか/PHOTO=一ノ瀬志織