久保にとってロナウジーニョは憧れの存在だったようだ(C)Getty Images レアル・ソシエダに所属する日本代表MF…

久保にとってロナウジーニョは憧れの存在だったようだ(C)Getty Images
レアル・ソシエダに所属する日本代表MFの久保建英が、ショートインタビューに答えている。テーマは「過去、現在、未来のお気に入りの選手」だ。
スペイン紙『MUNDO DEPORTIVO』が「クボへのショートインタビューを『Movistar』が放映し、日本人選手は過去のことやチームメイトについて多くを語った」として、詳細の内容を伝えている。
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過去のお気に入りの選手はロナウジーニョ。2003年から2008年までバルセロナで活躍し、2005-2006シーズンにはチャンピオンズリーグとラ・リーガの2冠に貢献してバロンドールを受賞したスターだ。
「私の最初のシャツは、バルサの紋章が入ったロナウジーニョのシャツでした」と明かす久保は2011年から2015年までバルセロナの下部組織でプレー。「ロナウジーニョと一緒にプレーしたかった」と語るとおり、”古巣”のファンタジスタは憧れの存在のようだ。
久保が現在の選手で選んだのは、チームメイトのマルティン・スビメンディ。レアル・ソシエダ在籍4年目となる25歳のMFは、スペースを消す巧みな守備と、長短のパスを織り交ぜたビルドアップが得意なアンカー(ボランチ)だ。
スビメンディとは昨シーズンから2年間に渡り共闘した久保は「彼はレアル・ソシエダの根幹をなす存在」と高く評価。「彼には素晴らしい未来がある」とも述べている。
そして未来の選手として、久保が将来に期待しているのはチームメイトの若手ウルコ・ゴンザレス・デ・サラテ。レアル・ソシエダのユースで育った23歳のMFで、アンカーが主戦場の守備的ボランチだが、CBにも適応するユーティリティだ。
2023-2024シーズンのリーグ戦出場は5試合のみ。それでも久保は「トレーニングでの活躍ぶりには驚いている」とデ・サラテのポテンシャルを認めており、「スビメンディと同じプレーができる」と称賛。「大きな可能性を秘めている」とも太鼓判を押している。
今シーズンの公式戦全日程を終えたレアル・ソシエダは、ジャパンツアーで5月29日に東京ヴェルディと対戦する。スペイン代表候補のスビメンディが来日を見送られた一方で、デ・サラテは招集リスト入り。久保が認める若き才能にも注目したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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