中田が1軍復帰。交流戦で爆発なるか(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext 右太もも裏の軽い肉離れで5月16日に出場選手登録を抹消された中日の中田翔が、26日の2軍戦で実戦復帰を果たした。6回の第3打席にレフ…

中田が1軍復帰。交流戦で爆発なるか(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 右太もも裏の軽い肉離れで5月16日に出場選手登録を抹消された中日の中田翔が、26日の2軍戦で実戦復帰を果たした。6回の第3打席にレフト前にタイムリーヒットを放ち、3打数1安打1打点を記録。怪我の影響を感じさせない活躍を見せ、28日に1軍に帰ってきた。

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 中田が負傷離脱して以降、チームは4勝4敗1分け。何とか踏みとどまっていたが、やはり打線の迫力は大きく損なわれた。なにより、中軸を担う細川成也にマークが集中することのデメリットは大きかった。

 実際、最近5試合の細川は17打数、3安打、5四球、打率.176。四球こそ選べているが、4月の月間打率(.330)と比較すると状態が良いとは言えない。やはり、中田の存在が細川の打撃に影響している部分はあると言えるだろう。

 細川の復調だけではなく、ビシエドとの共演も中田復帰における楽しみな要素だ。ビシエドは開幕を2軍で迎えたが、2軍で出場を続けて打率.316をマーク。そして、中田と入れ替わる形で16日に1軍に昇格した。

 ビシエドは16日、17日の試合で2日続けてのマルチ安打を放ち、すぐに結果を残したものの、その後はヒットが出ない試合が続く。ただ、26日の試合で2安打を記録して、今シーズン初打点も上げ、コンディションは上向いている様子だ。

 中田もビシエドもメインはファーストのため、普段のリーグ戦ではどちらか一方の起用に限定されるが、28日からは交流戦が開幕する。DHを使えるようになり、中田とビシエドを一緒にスタメン出場させることが可能だ。

 また、26日に猛打賞を記録するなど現在打率.309と調子が良い石川昂弥、4試合連続安打中の村松開人など、状態の良い若手選手も多い。今の打線に中田が加わることで、かつて他球団から恐れられていた“強竜打線”が復活するかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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