ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥の次戦の最有力候補者であるサム・グッドマン(オーストラリア)が試合に合意したと『FOX SPORTS Australia』が報じた。◆「最近の相手と全く違う…&helli…

ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥の次戦の最有力候補者であるサム・グッドマン(オーストラリア)が試合に合意したと『FOX SPORTS Australia』が報じた。

◆「最近の相手と全く違う……」井上尚弥、ネリ戦後の相手は25歳の“打たれない男”? プロモーターは自信「彼が王者になる」

■現地メディアは新星の“大物食い”を期待

井上の最有力挑戦者とされていた無敗の25歳は、「オーストラリアのボクシング史上最大の番狂わせを起こす」と現地メディアに意気込みを語った。

『FOX SPORTS Australia』電子版の27日(日本時間28日)付けの記事によると、「サム・グッドマンは、日本の大スター、ナオヤ・イノウエを相手に100万ドル(約1億1000万円)の賞金を賭けて、対戦することに合意した」と報道。「グッドマンは12月に予定されている世界王座決定戦の前に、7月にもう一度戦う可能性がある」とし、次戦の発表は29日だとした。

さらにグッドマン陣営にも言及。「陣営は12月の試合を希望しており、7月にもう一度試合をさせた後、この階級の絶対的なチャンピオンに全神経を集中させるつもり」だとし、「2階級を統一し、パウンド・フォー・パウンド(PFP)で地上最強のファイターと称されるまでになった大スター(井上)を逆転できるスキルを、自分たちの担当選手が持っていると確信している」と自信の程も報じた。

また、9月に首都圏で開催される予定の次期世界戦の対戦相手候補にはT・Jドヘニー(アイルランド)の名も挙がっているが、井上の海外プロモーターを務めるトップランク社のボブ・アラムCEOは、ドヘニーと先に試合をしたとしても「彼(グッドマン)は今年間違いなくイノウエと戦うことになるだろう」と明言している。

これに対して、記事を書いたニック・ウォルショー記者は「もしアイルランドの選手(ドヘニー)とイノウエが対戦することになれば、グッドマンはチャンスを得ることになるだろう」と、無敗の新星による大物食いに期待を込めた。

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