<スペインリーグ:Rソシエダード0-2Aマドリード>◇25日◇第38節◇レアレ・アレーナアトレチコ・マドリード戦で2試合ぶりに先発復帰したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)について、クラブの地元紙が及第点をつけた。Rソシエダ…

<スペインリーグ:Rソシエダード0-2Aマドリード>◇25日◇第38節◇レアレ・アレーナ

アトレチコ・マドリード戦で2試合ぶりに先発復帰したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)について、クラブの地元紙が及第点をつけた。

Rソシエダードは25日、ホームで行われたスペインリーグ最終節でAマドリードと対戦。前節出番のなかった久保は4-3-3の右ウイングで先発出場し、序盤から積極的にドリブルを仕掛けていった。後半16分には右サイドから中に入っていき、ペナルティーエリア手前から強烈なシュートを打つも惜しくも名手オブラクにファインセーブされた。チームは前後半に失点し、0-2で敗れた。

クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコはこの日の久保について、「彼は昨季、セカンドトップとしてベストパフォーマンスを披露したが、サイドで多くの相手を置き去りにするには100%の力を発揮する必要がある。今回それを1度成し遂げたものの、オブラクの素晴らしいセーブに阻まれた。ゴールには至らなかったが、クオリティーの高さを示し、ゴールラインからクロスを狙っていた」と寸評。3点(最高5点)をつけた。

チームトップ評価はレミーロとブライス・メンデスで4点。続いて、エルストンド、トゥリエンテス、ザハリャンが久保と同じ3点。トラオレ、パチェコ、ティアニー、バレネチェア、ベッカーが2点。途中出場のアランブル、デ・サラテ、オラサガスティ、オヤルサバル、アンドレ・シウバは採点なしとなった。

久保のスペインリーグ最終成績は、30試合(先発24試合)、2153分出場、7得点4アシスト。Rソシエダードの成績は、38試合16勝12分け10敗の勝ち点60で6位となり、来季の欧州リーグ出場権を獲得した。

今季の全日程を終えたRソシエダードはこの後、日本に移動して29日に国立競技場で東京ヴェルディと親善試合を行う。(高橋智行通信員)