久保建英所属のＲソシエダード指揮官　来季メンバーについて「間違いなく違うものになると思う」

＜スペインリーグ：Rソシエダード0－2Aマドリード＞◇25日◇第38節◇レアレ・アレーナ

日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダードはホームでアトレチコ・マドリードに0－2で敗れた。6位でシーズンを終え、来季の欧州リーグ（EL）出場権を獲得した。

試合後、アルグアシル監督は今季を総括し、「歴史的なシーズンだった。それは5季連続の欧州カップ戦出場権を獲得したからというだけでなく、欧州チャンピオンズリーグでも非常に素晴らしいことをやり、国王杯では決勝に進出するところだったからだ。支えてくれたすべてのスタッフや家族、そしてもちろん選手たちや応援してくれたサポーターに感謝している」と語った。

記者会見での主な一問一答は以下の通り。

－来季のついて

新たなシーズンが始まるのを待ちきれない。というのも、我には大いに改善の余地があるからだ。もし今季、こんなにも素晴らしいシーズンを送れたなら、来季どんなシーズンになるかを想像してほしい。私はすでに6季連続の欧州カップ戦出場権を獲得することを考えている。

－Aマドリード戦について

最初の15分間は腹が立ったし、サポーターに勝利をささげることができなかったのが悲しいよ。

－選手退団のうわさがたくさん出ており、来季のメンバーが大きく変わると思うか？

間違いなく違うものになると思うが、どの程度のものになるかは分からない。私は全員の献身的な姿勢に大いに満足しているが、皆のパフォーマンスを評価しなければならないし、決断を下し、責任を持ってよく考えなければならない。成長を続ける必要があるので、違うものになるのは明らかだ。我々は立ち止まらず、より多くを望み、改善する必要がある。

－サディクなどの去就について

まだ話をしていない。我々はこの後、日本への遠征があり、往復とも24時間かかるので、時間は十分ある。またその後数日間、スビエタ（※Rソシエダードの練習場）に行くつもりだよ。

－ミケル・メリーノの去就について

彼がここにいたいと思っていることに疑いの余地はない。彼は最高の選手の一人だし、下部組織の若い選手たちの成長で我々を助けてくれる。

－契約が来季終了後に満了することについて

その権利を勝ち取りたいと思っている。ここで一生安泰というわけではないことは分かっているし、今までそうしてきたように、自分でそれを勝ち取らなければならない。私は上層部に大いに愛され、評価されていると感じている。彼らはそのことをずっと伝えてくれたし、今もそうしてくれている。また私は6回目、そして7回目の欧州カップ戦の出場権を勝ち取れることを願っている。

（高橋智行通信員）