レアル・マドリードのクロアチア代表MFモドリッチ(38)が、クラブと来季1年間の契約延長で合意したとスペイン紙マルカ電子版が報じた。Rマドリードではドイツ代表MFトニ・クロースが突如、今夏の欧州選手権を最後に引退することを電撃表明したばかり…

レアル・マドリードのクロアチア代表MFモドリッチ(38)が、クラブと来季1年間の契約延長で合意したとスペイン紙マルカ電子版が報じた。

Rマドリードではドイツ代表MFトニ・クロースが突如、今夏の欧州選手権を最後に引退することを電撃表明したばかり。その後、契約が今年6月30日で満了するモドリッチの去就がクローズアップされていた。

その中でモドリッチは、フロレンティーノ・ペレス会長と会談した後、来季もプレーを続けることで合意し、残るは契約書にサインするだけと同紙は伝えている。

モドリッチは12年夏のRマドリード加入後、長きにわたり中心選手としてチームを支えてきた。欧州チャンピオンズリーグ(CL)5回の優勝を含む、クラブ史上最多タイとなる25タイトルを獲得。しかし、今季の中盤はベリンガム、バルベルデ、カマビンガにチュアメニら若手選手の躍動が著しく、控えに回ることが多くなり、退団の可能性が懸念されていた。

そのような状況にありながらも、特にここ数週間、素晴らしいパフォーマンスを発揮して、最終的には来季も残留するに至ったという。

実際、モドリッチが来季もRマドリードでプレーを続けた場合、新シーズン開幕直後の9月9日に39歳の誕生日を迎えるため、クラブ史上の公式戦最年長出場記録を持つFWプスカシュの「39歳1カ月」を上回ることは間違いない。(高橋智行通信員)