大阪城Sで久しぶりの勝利を挙げ、前走大阪杯では4着だったステラヴェローチェ(栗東・須貝尚介厩舎)。次走は安田記念(6月2日・東京芝1600m)で、共同通信杯以来のコンビとなる横山典弘騎手が予定されている。  今朝22日はジョッキーが跨っ…

 大阪城Sで久しぶりの勝利を挙げ、前走大阪杯では4着だったステラヴェローチェ(栗東・須貝尚介厩舎)。次走は安田記念(6月2日・東京芝1600m)で、共同通信杯以来のコンビとなる横山典弘騎手が予定されている。

 今朝22日はジョッキーが跨っての1週前追い切り。1回目のハローが終了し、開場直後の混雑が終了した頃に馬場へ入場。ゆったりとした走りに見えたが、実際にラップを計測してみると、7Fから6Fの区間で16秒を切っていて、これは速くなるかなという感じのある向正面。

 実際、14秒を切るラップを踏んでいき、そのペースがずっと継続する形。最後の直線に向いたところでしっかりと加速して、さすがにゴール前は脚色が少し鈍ったようにも思えたが、それでも止まっているという印象はなかった。

 時計は6F77.2〜5F63.5〜4F50.3〜3F36.7〜2F23.4〜1F12.0秒。これは5月22日のCWでの6Fで一番時計。追い切りで時計が出るタイプとはいえ、単走でこれだけ動けるのだから、気持ちも前向きな状態なのだろう。中間も坂路でたっぷりと乗り込まれており、非常に楽しみな状態ではないだろうか。

(取材・文:井内利彰)