節目の200勝を達成したダルビッシュ。37歳にしてなお進化を止めない(C)Getty Images プロ20年目のベテラン右腕が“大台到達”だ。 現地時間5月19日(日本時間20日)、パドレスのダルビッシュ有は、敵地トゥルーイスト・…

節目の200勝を達成したダルビッシュ。37歳にしてなお進化を止めない(C)Getty Images

 プロ20年目のベテラン右腕が“大台到達”だ。

 現地時間5月19日(日本時間20日)、パドレスのダルビッシュ有は、敵地トゥルーイスト・パークで行われたブレーブス戦に先発登板し、7回(99球)2安打無失点、9奪三振、1四球と好投。9-1のチーム勝利に貢献し、今季4勝目(1敗)を挙げた。日米通算200勝達成は、野茂英雄氏、黒田博樹氏に次ぐ史上3人目の快挙だ。

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 初回の二死からマルセル・オズナに二塁打を浴びたダルビッシュだが、しっかりと無失点で立ち上がり、先頭打者に内野安打を許した2回も強力ブレーブス打線に得点を与えず。その後、徐々にペースを上げていき、4回からは4イニング連続三者凡退の快投を披露。味方打線の大量援護もあり、大きな節目の勝利をつかみ取った。

 これを受け、地元ラジオ局『97.3 The Fan』でスポーツキャスターを務めるサミー・レビット氏は、自身のXを更新。首の張りによる負傷者リスト(IL)から復帰後、怒涛の4連勝を収めたダルビッシュの活躍について、「ただただ支配的」と感嘆の声を漏らすと、「25イニング連続無失点はキャリア新記録だ」と続けている。

 また、37歳の快投に脱帽していたのは、カナダのアマチュア野球研究家として情報を発信しているトーマス・ネスティコ氏。自身のXに「ダルビッシュが素晴らしいピッチングだ」と書き始め、「8球種でアトランタの打者を抑え込み、空振り、そして弱いコンタクトを誘った。8種類の球種をうまく操っている」と高評価していた。

 なお投打が噛み合い、チーム2連勝を飾ったパドレスは、現在24勝24敗でナ・リーグ西地区2位。現地時間5月20日(日本時間21日)は、ブレーブスとのダブルヘッダーを行う予定だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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