ドジャースは17日(日本時間18日)、マックス・マンシー内野手を負傷者リスト(IL)入りを発表した。三塁手を務めるマンシーは今季ここまで打率.223、9本塁打、28打点。16日(同17日)に開催されたレッズ戦の試合前練習で右脇腹を痛めたとい…
ドジャースは17日(日本時間18日)、マックス・マンシー内野手を負傷者リスト(IL)入りを発表した。三塁手を務めるマンシーは今季ここまで打率.223、9本塁打、28打点。16日(同17日)に開催されたレッズ戦の試合前練習で右脇腹を痛めたという。
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■補強を求める声が高まる気配
今季のマンシーは4日(同5日)のブレーブス戦で1試合3本塁打を放つなど、パワフルな打撃でチームに貢献。主にMVPトリオ、4番ウイル・スミス捕手の後を打ち、貴重な得点源となっていた。
マンシー不在の間、三塁はキケ・エルナンデス外野手やミゲル・ロハス内野手、クリス・テイラー外野手が代役を務めることになりそうだ。昇格してきた元トッププロスペクトのミゲル・バルガス内野手も可能性はありそうだが、最近は外野に回っていたため難しいかもしれない。
いずれにせよ、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』が「マンシー不在の間、ドジャースには追加の攻撃力が必要だ」と報じたように、軽症とはいえクリーンアップの一角を担う“左の大砲”が欠場するのはチームにとって痛い。
現地ではマンシーの33歳という年齢や守備力への不安から、かねてより三塁手補強の必要性が叫ばれており、今回のIL入りでその声はさらに高まる可能性がある。
■米サイトはトレード要員を予想
9日(同10日)には米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者が、今夏のトレード市場を分析し、メジャー屈指の三塁手であるノーラン・アレナド(カージナルス)のドジャース移籍について報道。年齢こそマンシーと同じだが、本塁打王3度を誇る打撃に加え、デビューから10年連続でゴールドグラブ賞を受賞した名手が常勝軍団に加わる可能性を指摘していた。
さらに踏み込んだのが、米スポーツサイト『FanSided』。13日(同14日)にはカージナルスとドジャースの間でトレードが成立するパッケージを予想。ドジャースはアレナドを獲得する代わりに、マンシー、ジェームズ・アウトマン外野手、先発右腕ギャビン・ストーン投手を差し出すことで取引は成立すると記した。
アレナドは南カリフォルニア・ニューポートビーチ出身で、ドジャース移籍は2023年にも大きな噂となったが、ここに来て再燃した形だ。夏のトレードデッドラインを見据え、どのポジションを補強するのか、ファンの関心が高まっている。
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