中田は開幕戦でアーチをかけるなどチームをけん引してきた(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext  現在リーグ4位の中日に衝撃が走った。 開幕から4番を務めてきた中田翔が5月16日、登録抹消とな…

 

中田は開幕戦でアーチをかけるなどチームをけん引してきた(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext

 

 現在リーグ4位の中日に衝撃が走った。

 開幕から4番を務めてきた中田翔が5月16日、登録抹消となった。

【動画】中日の”4番”が渾身の一発!中田翔が開幕戦で放った豪快弾を見る

 

 中田は15日の阪神戦(バンテリンドーム)、2回の第1打席で左足首に自打球を当てて、その後、7回の守備からベンチに退いていた。

 代わって、昇格したのがウエスタンリーグで好調を維持していたダヤン・ビシエドだった。

 開幕1軍入りこそ逃がしたが、ビシエドはここまでファームで30試合に出場、打率「.316」、3本塁打、12打点と結果を残していた。

 かつては4番も務めた強打者がチームでどんなパフォーマンスを示すか、注目となる。

 一方で中田離脱のショックも大きい。4月に一時単独首位に立つなど、ここまでチームを盛り立ててきたのは4番に座る中田の存在が大きいとされてきた。

 現在リーグ2位の打率を誇る細川成也にしても、勝負強い中田が中軸に座ることで負担が分散されていたが、このたびの離脱で好調な打撃にどんな影響を与えるかも心配されている。

 チームの精神的支柱ともいわれた中田の離脱にはSNS上でも「正直、痛すぎる」といった声や好調なビシエドの合流を喜びながらも「2人が並び立って勢いづけてほしかった」という声も上がった。

 約2週間後には交流戦が始まることから、今後のDH起用を見据えてもビシエドの状態見極めは重要となる中、新たな打線が爆発するか。ビシエドは合流後、即16日の阪神戦に「6番・一塁」で先発出場。今後の戦いも注目を集めそうだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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