男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第29シードのA・タビロ(チリ)が世界ランク56位のジャン・ジジェン(中国)を6-3, 6-4のストレートで破り「ATP…

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第29シードのA・タビロ(チリ)が世界ランク56位のジャン・ジジェン(中国)を6-3, 6-4のストレートで破り「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出を果たした。
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26歳のタビロは今大会、初戦の2回戦で世界ランク59位のY・ハンフマン(ドイツ)を下すと、3回戦で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を撃破する金星をあげ16強入り。4回戦では第16シードのK・ハチャノフを破って初の8強へと駒を進めていた。
この試合、タビロは7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。ジャンに1度もブレークを許すことのないプレーを見せると、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークに成功し、1時間26分で快勝した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはタビロのコメントが掲載されている。
「今はまだ信じられないよ。とても幸せだ。コートの上では、とてもいい感じだった。自分の仕事をし、最高のテニスをしようとしただけさ」
「今が人生で最高のテニスであることは間違いないけど、内心はとても緊張していたから、ポーカーフェイスを保とうとしている(笑)。毎回のことだけど、試合を終わらせようとするときに、少しきつくなる。だから、とにかくリラックスして、最後は笑顔でいようと思っていた。今日はそれで試合を終わらせることができたよ」
準決勝でタビロは第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準々決勝で第11シードのT・フリッツ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。

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