3Aでも苦しんだ藤浪。厳しい現実を突きつけられている(C)Getty Images メッツは5月13日(日本時間14日)、3Aシラキュースに所属する藤浪晋太郎をメジャー昇格させたうえで、右肩痛のため15日間の故障者リスト(IL)入り…

3Aでも苦しんだ藤浪。厳しい現実を突きつけられている(C)Getty Images

 メッツは5月13日(日本時間14日)、3Aシラキュースに所属する藤浪晋太郎をメジャー昇格させたうえで、右肩痛のため15日間の故障者リスト(IL)入りすることを発表した。

 藤浪はメジャー2年目の今季、メッツと年俸335万ドル+出来高で契約。しかし、オープン戦で5試合に登板し、防御率12.27と結果を残せず、マイナー降格。3Aのシラキュースに所属した。

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 マイナー降格後も調子が上がらなかった藤浪は、9試合に登板して防御率14.09と大乱調。計7回2/3を投げ、19四死球と悪癖を露呈した。最後の登板は、3日(4日)のロチェスター戦。3番手として登板し、2回を投げて1安打2失点、4四球と乱れ、5試合連続失点を喫していた。

 そんな藤浪のメジャー昇格、即IL入りについて、『New York Post』のマイク・ピューマ記者は自身のXで「メッツが、シンタロウ・フジナミを(メジャーに)呼び戻し、右肩の故障でILに入れることは理にかなっている」と投稿。その理由として、「チームはいずれ、40人のロースターの枠を必要とするだろうし、フジナミをメジャーに昇格させることで、必要であれば60日間のILに移行し、40人ロースターの枠を取り戻すことができる」と説明した。

 藤浪はメジャー1年目の昨季、アスレチックスとオリオールズで計64試合に登板し、7勝を記録。オリオールズでは、地区優勝も経験した。しかし、メジャー2年目は課題の制球難に直面し、厳しいシーズンを過ごしている。

 再び、メジャーのマウンドで輝く日がくるのか。藤浪の今後の動向に注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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