勝みなみは13日、ニュージャージー州のハワースCCで行われた「全米女子オープン」(30日開幕・ランカスターCC)の予選会に出場し、36ホールを回って通算5アンダー10位タイでホールアウトした。出場権獲得となる4位までに6打及ばなかった。長丁…
勝みなみは13日、ニュージャージー州のハワースCCで行われた「全米女子オープン」(30日開幕・ランカスターCC)の予選会に出場し、36ホールを回って通算5アンダー10位タイでホールアウトした。出場権獲得となる4位までに6打及ばなかった。
長丁場のプレーを終え、「パッティングが全然読めなくて。気分転換にパターを前後半で替えてみたけれど、あまりうまくはできなかったです」と、かみ合わなかったグリーン上でのプレーに肩を落とした。普段から持ち歩く2本のパターを前半18ホール(71)、後半18ホール(68)で使い分けた工夫も実らなかった。
「後半の方はショットが良くなってきた」と好材料を得た実感もある。「パットはよく分からないけど、ショットの部分は分かったところあるのでいい収穫でした。原因は分かっているので修正できる部分は修正して。まだチャンスはある」。本戦直前の5月27日時点で世界ランキング75位以内に入れば、フィールドに滑り込める(現在77位)。
3日後に同州リバティーナショナルGCを舞台に開幕する「みずほアメリカズ・オープン」での“当確”に照準を定めた。「今週の試合でポイントを稼げるように、上位にいけるように。後半は練習がてらパットも原因を探しに色々やってみたので。ここは気にせずにまた切り替えて」と気持ちを入れ直した。
リバティーナショナルGCにはあす14日(火)に入る。「寝て、回復かな。ケアの予約をしているので間に合うか分からないけど、トレーニングも入れながら」体のコンディションも整えていく。開幕前日の15日(水)にはプロアマ戦の予定もある。(ニュージャージー州ハワース/石井操)
<全米女子オープンの出場権を持つ日本勢>
藤田さいき、古江彩佳、畑岡奈紗、稲見萌寧、岩井千怜、岩井明愛、神谷そら、河本結、木村彩子、小祝さくら、仁井優花、西村優菜、尾関彩美悠、西郷真央、櫻井心那、笹生優花、渋野日向子、鈴木愛、山下美夢有、吉田優利