国内ラリー競技の健全な発展と振興、モータースポーツとしてのラリーの社会普及を目指す団体として4月に設立された一般社団法人日本ラリー振興協会(Japan Organization Group of Developing Rally=JGR)は…

国内ラリー競技の健全な発展と振興、モータースポーツとしてのラリーの社会普及を目指す団体として4月に設立された一般社団法人日本ラリー振興協会(Japan Organization Group of Developing Rally=JGR)は5月11日、開催中の全日本ラリー選手権第4戦ラリー丹後の会場で設立記者会見を行った。

代表理事に就任した田畑邦博氏(ラリー北海道の主催者を務めるAG.メンバーズスポーツクラブ北海道代表、JAFラリー選⼿権オブザーバーリーダー)は、4月11日にJGRを設立したことを伝え、その意図として「WRCラウンドから草の根レベルにいたるまで、日本国内すべてのラリーの発展を目指す」と力強く語った。

またこの日の会見には、理事および監事を務めるメンバーの中から、ラリー三河湾の主催者であるモンテカルロオートスポーツ代表でチームLUCK代表の勝田照夫氏、モントレーの主催者であるNPO法⼈M.O.S.C.O理事長の高桑春雄氏、ラリー丹後の主催者であるモータースポーツクラブシンフォニーオブ京都代表でJAFラリー選⼿権オブザーバーの船越潤氏も登壇。勝田氏は「日本のラリー業界がひとつとなって、プロモーターとしての役割などまとめることで、日本におけるラリーの未来につながるということで設立に賛同した」と語った。