キプロスのアリス・リマソールは9日、フィオレンティーナからレンタル中の元ロシア代表FWアレクサンドル・ココリン(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 ロシア代表として48キャップを誇るココリ…

キプロスのアリス・リマソールは9日、フィオレンティーナからレンタル中の元ロシア代表FWアレクサンドル・ココリン(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。

ロシア代表として48キャップを誇るココリンは、2008年にディナモ・モスクワでプロデビューを飾ると、アンジ・マハチカラやゼニト、スパルタク・モスクワなど母国のクラブでキャリアを積んできた。

2021年1月に得点力不足に苦しんでいたフィオレンティーナへ完全移籍したが、加入後は度重なるケガに苦しみ、在籍1年半で公式戦11試合の出場にとどまると、2022年6月にAELリマソールへレンタル移籍。

アリス・リマソールでは、加入初年度から定位置を確保すると、公式戦30試合に出場し13ゴール6アシストを記録し、クラブ初のリーグ優勝に貢献。今シーズンもレンタル移籍でクラブに残留すると、ここまで公式戦32試合で8ゴール2アシストをマークしていた。

なお、ココリンとフィオレンティーナの契約は2024年6月30日で満了を迎えるため、フリートランスファーでの移籍となる。