東京VのFW木村勇大が9日、鹿島戦(12日・カシマ)での3戦連発に意欲を示した。 前節の磐田戦では試合終了間際に決勝点を決めるなど、2得点の活躍でチームの3―2での勝利に貢献。現在2連勝中で自身も2戦連続得点と好調を維持するストライカーは…

 東京VのFW木村勇大が9日、鹿島戦(12日・カシマ)での3戦連発に意欲を示した。

 前節の磐田戦では試合終了間際に決勝点を決めるなど、2得点の活躍でチームの3―2での勝利に貢献。現在2連勝中で自身も2戦連続得点と好調を維持するストライカーは、05年に4戦連続得点を記録したワシントン以来のクラブのJ1での3戦連発に「染(野)がいない分、余計に自分が決めないとという思いが強いですし、何で貢献するかと言ったらゴールとかアシストの部分が一番目に見えてチームの助けになると思うので。しっかり自分に課せられたタスクをこなした上でゴール、アシストで必ず貢献できるように」と決意を示した。

 鹿島から期限付きで加入しているFW染野が契約の関係で出場できないだけに、チーム最多5得点の木村にかかる期待も大きい。「ずっと組んでいる相棒がいないのはもちろん痛いですけど、誰がいないとかで変わっていたら意味がないと思う。チームとしては代わりに出てくる選手が普段以上の力を発揮してくれると思う。出ている選手も頑張って、そこで勝ち点を取ることが大事。アウェーで相手も調子がいいですけど必ず勝ち点を持って帰ってこれるように頑張りたい」と気合十分。またチームとしても03年以来(セカンドステージ第4節~6節)のJ1での3連勝に挑む一戦に「相手のホームですけどここでたたいたら自分たちはもっと波に乗れる。2連勝した後の一戦はすごく大事。改めて気を引き締めてじゃないですけど、また連戦が続くので勝ち点をしっかり取れるように」と意気込んだ。