欧州カンファレンスリーグは8日、準決勝第2戦の1試合が行われ、フィオレンティナ(イタリア)がアウェーでクラブ・ブリュージュ(ベルギー)と1-1で引き分け、2戦合計4-3として2季連続で決勝に進んだ。0-1の後半40分にアルゼンチン人FWベル…

欧州カンファレンスリーグは8日、準決勝第2戦の1試合が行われ、フィオレンティナ(イタリア)がアウェーでクラブ・ブリュージュ(ベルギー)と1-1で引き分け、2戦合計4-3として2季連続で決勝に進んだ。

0-1の後半40分にアルゼンチン人FWベルトランがPKを決めて追いつき、2戦合計で勝ち越した。29日にアテネで行われる決勝で、オリンピアコス(ギリシャ)-アストンビラ(イングランド)の勝者と対戦する。

フィオレンティナは土壇場で追いつき、欧州カップ戦の無敗を13試合に伸ばした。前半20分に先制を許し、2戦合計で3-3とされたが、終盤にアンゴラ代表FWエンゾラが右からのクロスに頭から飛び込んだところで相手に蹴られてPKを獲得。痛みはあっただろうが、ピッチに倒れながらガッツポーズを繰り返した。これをベルトランが落ち着いて蹴り込み、2戦合計4-3として勝ち上がった。

イタリアーノ監督は「素晴らしい。選手がそれぞれ個性を発揮し、2シーズン連続で決勝に進むことができた。まずはこの瞬間を楽しみたい」と話した。

ベルギー1部リーグで首位に立つクラブ・ブリュージュは敗退。MF本間至恩はメンバー入りしたが出場機会はなかった。