◇国内男子◇For The Players By The Players 事前(8日)◇THE CLUB golf village(群馬)◇7172yd(パー72) 小林伸太郎の実家からコースまでは、車でほんの15分ほど。10歳のころか…

地元で連覇を目指す

◇国内男子◇For The Players By The Players 事前(8日)◇THE CLUB golf village(群馬)◇7172yd(パー72)

小林伸太郎の実家からコースまでは、車でほんの15分ほど。10歳のころから慣れ親しんだコースで、今年もまた驚かされた。2022年大会でツアー初優勝を挙げた会場は、「一段と楽しめるコースになると思う」とバージョンアップした姿で迎えてくれた。

会場名は前回大会時の「THE RAYSUM」から、大規模改修を経て「THE CLUB golf village」へ。オフシーズンに改修後のコースを回ったが、冬場といまでは芝のコンディションも変わる。トーナメント用に仕上がったコース状態は完璧で、「芝生にストレスを与えていない状況でも(グリーンが)速い。余力を感じるということは、それだけ芝にお金を使っているということでもある」と話した。

「ロングホールでよりバンカーが効いていたり、代わりに2番は、パー4からパー5になって。小さいころから回っていた優位性もあるけど、それが働かなくなるホールもある。そこに順応するのがぼくの課題」とよりゲーム性が高まったコースで連覇を狙う。

クラブハウスに入るとおしゃれなカウンターが

進化し続けるのはコース内だけでなく、クラブハウスや宿泊施設も年々ラグジュアリーにバージョンアップ。「レストランも本当においしい」と、トリュフ風味の塩ラーメンが人気のモダンなレストランやカウンターバー、競泳の五輪金メダリスト・北島康介氏プロデュースのジムも設置されている。隣接するホテル棟もレストランをリニューアルし、メンバー専用のワインセラーが完備され、3000本近く収納できるという。コースは今年4月から完全会員制となったが、ゴールデンウィークも宿泊施設は満員御礼だったそうだ。

高級そうなボトルが並ぶ

「ここは“プレスカントリークラブ”から“レーサム”、“ビレッジ”と変わりましたが、さらに良くなった。今年も知り合いの方がいらっしゃるので、その人たちを喜ばせられるプレーを、またしたい」と連覇を目指す。(群馬県安中市/谷口愛純)

まるでコンサートホールのようなコンペルーム