レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が4日に行われたスペインリーグ第34節ラス・パルマス戦で途中出場になった理由のひとつとして、新たに筋肉系の問題を抱えていたことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が8日に報じた。4日に行わ…

レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が4日に行われたスペインリーグ第34節ラス・パルマス戦で途中出場になった理由のひとつとして、新たに筋肉系の問題を抱えていたことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が8日に報じた。

4日に行われたスペインリーグ第34節ラス・パルマス戦で2試合ぶりにベンチスタート。代わりに右ウイングで先発したベッカーは前半、オウンゴールを誘発するクロスを入れ、右サイドの角度のないところからスーパーゴールを突き刺した。ピッチに入ったのは後半44分で、チームはベッカーの大活躍により2-0で勝利し、4試合ぶりの勝ち星を挙げた。

アルグアシル監督は試合後、久保を控え、ベッカーを先発起用した理由について、「戦術的判断」と説明した。しかし、ムンド・デポルティボ紙によると、久保は先週、大腿四頭筋に問題を抱えていたことで練習を何度か休み、ラス・パルマス戦に万全の状態で臨めなかったとのことだ。

一方、久保は13日に行われる次節バルセロナ戦に向け、ベストの状態で臨む準備ができているという。

2月にアジアカップから戻った後、ハムストリング、背中、大腿四頭筋など、さまざまな筋肉系のけがに苦しんでいる。(高橋智行通信員)