ラグビーのリーグワン1部、プレーオフ(PO)に進出した4チームの主将が8日、東京都内で記者会見した。初優勝を目指すリーグ4位の横浜キヤノンイーグルス(横浜)からは、CTB梶村祐介主将(28)が出席し、難敵撃破を誓った。横浜は今季、ワールドカ…

ラグビーのリーグワン1部、プレーオフ(PO)に進出した4チームの主将が8日、東京都内で記者会見した。

初優勝を目指すリーグ4位の横浜キヤノンイーグルス(横浜)からは、CTB梶村祐介主将(28)が出席し、難敵撃破を誓った。

横浜は今季、ワールドカップ(W杯)フランス大会を制した南アフリカ代表の主力、SHファフ・デクラーク(32)やCTBジェシー・クリエル(30)らの離脱が相次ぎ、年明け以降は苦しい戦いを強いられた。梶村は「彼らに頼ってしまっている部分もあった」と振り返ったが、「残りのメンバーがまとまりを持てた」とチーム一丸、レギュラーシーズン4位で2年連続のPO進出を決めた。

準決勝は同1位の埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)と、2年連続での顔合わせとなった。

対埼玉はトップリーグ時代も含め通算1勝17敗。4日の最終節でも14-43で敗戦を喫するなど大の苦手としている。

梶村は「最終節も昨年のプレーオフもプレーができなかった。2年連続でのプレーオフでチャンスがめぐってきたので、まずは準決勝でリベンジしたい」と、10シーズン、11年ぶりの埼玉戦勝利を誓った。【野見山拓樹】