「ドジャース8-2マーリンズ」(7日、ロサンゼルス) この日、ともに中5日で先発マウンドに上がったドジャース・山本由伸投手、カブス・今永昇太投手、タイガース・前田健太投手の日本人3投手は明暗を分けた。 ドジャース・山本由伸投手は初回に先頭…

 「ドジャース8-2マーリンズ」(7日、ロサンゼルス)

 この日、ともに中5日で先発マウンドに上がったドジャース・山本由伸投手、カブス・今永昇太投手、タイガース・前田健太投手の日本人3投手は明暗を分けた。

 ドジャース・山本由伸投手は初回に先頭打者本塁打を浴び、16イニングぶりに失点したものの、テンポ良く投げて自己最長の8回2失点。自身4連勝となる4勝目を挙げた。

 今永はパドレス戦に先発。七回まで7回まで4安打無失点8奪三振の快投をみせたが、しかしメージャー移籍後、自己最長となった八回に痛恨の逆転2ランを浴びて、降板。それでもチームは九回にサヨナラ勝ちし、勝敗はつかなかった。石井一久(ドジャース)、田中将大(ヤンキース)に並ぶ日本人投手最長の開幕6連勝はお預けとなった。

 一方、前田はガーディアンズ戦に先発。1点を先制してもらった直後の初回に2点を失って逆転を許した。二回に味方打線が4点を奪い逆転したものの、その裏5点を失い、2回7失点の大乱調で降板。乱打戦となったこの日は11-7とタイガースが打ち勝ち、前田には勝敗がつかなかった。

 1日に同じくそろって先発マウンドに上がった3人は、史上初となる日本人先発3投手による同日勝利をマークしていた。