7月18日(木)に開幕する男子メジャー最終戦「全英オープン」(スコットランド・ロイヤルトゥルーン)は2024年大会で出場資格を一部改定した。日本ツアーの試合や賞金ランキングを通じて得られる出場枠が昨年までの「8」から「4」に削減された。日本…

日本ツアー賞金王の資格による「全英」出場権はなくなった

7月18日(木)に開幕する男子メジャー最終戦「全英オープン」(スコットランド・ロイヤルトゥルーン)は2024年大会で出場資格を一部改定した。日本ツアーの試合や賞金ランキングを通じて得られる出場枠が昨年までの「8」から「4」に削減された。

日本地区の予選会に位置付けられる今月23日(木)からの国内ツアー「~全英への道~ミズノオープン」(岡山・JFE瀬戸内海GC)では今年「有資格者を除く上位3人」が出場権を得る。昨年までは4枠で1減になる。

また「前年度賞金ランキング上位2人」の資格および、「当該年の開幕戦から国内メジャー『BMW 日本ツアー選手権 森ビルカップ』(茨城・宍戸ヒルズGC西C)までの賞金ランクトップ」の資格がリストから削除され、これらで3枠減となった。

一方で欧米ツアーを除く日本、アジア、オーストラリア、南アフリカツアーの上位選手で構成される「インターナショナルフェデレーションランキング上位5人」の出場資格(5月30日時点)が新たに設けられた。5日付のランクでは中島啓太が1位、金谷拓実が5位、蝉川泰果が7位につけている。

現段階で出場権を得ている日本勢は2021年「マスターズ」王者の松山英樹のほか、昨季のDPワールドツアー(欧州ツアー)の年間ポイントレースであるレース・トゥ・ドバイ30位以内(17位)で終えた久常涼、12月の「オーストラリアオープン」で上位3人(2位)に入った星野陸也。さらに昨年の「日本オープン」を制した岩崎亜久竜がいる。