今永は開幕6連勝を狙ったが、8回に痛恨の逆転2ランを浴びてしまった(C)Getty Images カブスの今永昇太が現地時間5月7日(日本時間8日)、本拠地リグリー・フィールドでのパドレス戦に今季7試合目の先発登板。1-0と1点リー…
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今永は開幕6連勝を狙ったが、8回に痛恨の逆転2ランを浴びてしまった(C)Getty Images
カブスの今永昇太が現地時間5月7日(日本時間8日)、本拠地リグリー・フィールドでのパドレス戦に今季7試合目の先発登板。1-0と1点リードで迎えた8回にジュリクソン・プロファーに逆転2ランを浴びて降板。8回途中2失点で、6勝目はお預けとなった。
今永は初回一死のあと、2番のフェルナンド・タティスJr.を四球で歩かせたが、4番のマニー・マチャドを93マイル(149.6キロ)のストレートで空振り三振に切って取るなど、順調な立ち上がりを見せた。
投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のXで、今永の83マイル( 134キロ)のスプリットと93マイル(149.6キロ)のストレートを重ねた映像を投稿し、軌道の違いを伝えている。
3回は二死からタティスを135キロのスプリットで空振り三振、4回を跨いでジェーク・クロネンワース、マチャドもスプリットでねじ伏せ、3者連続三振を決めた。
4回に打線がコディ・ベリンジャーの一発で1点を先制し、1点リードしてもらった直後の5回は金 河成、カイル・ヒガシオカから2三振を奪い、勝ち投手の権利を得るとマウンドで吠えた。
6回も一死一・二塁と得点圏に走者を置いたが、マチャドとザンダー・ボガーツを連続三振に切って取りピンチを切り抜けると、7回も無失点に抑えた。自己最長となる8回もマウンドに上がったが、痛恨の一発を浴びてしまった。
ただ、8回裏にクリストファー・モレルの犠飛でカブスが同点に追いつき、9回にサヨナラ勝利を収めたため、黒星は免れた。0点台だった防御率はそれでも「1.08」と、メジャー1年目から素晴らしい成績を収めている。ナ・リーグ新人王の最右翼でもある左腕の次戦に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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