アメリカ・オハイオ州シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/8月14~20日/賞金総額283万6904ドル/ハードコート)で雨の為順延となっていた女子シングルス3回戦および準々決勝が行われ、前年度覇…

 アメリカ・オハイオ州シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/8月14~20日/賞金総額283万6904ドル/ハードコート)で雨の為順延となっていた女子シングルス3回戦および準々決勝が行われ、前年度覇者で第1シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が3回戦で予選勝者のカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-3 4-6 6-0で倒し、この日2試合目となる準々決勝では第6シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-2 6-4のストレートで下し、準決勝進出を決めた。

「最初の試合でラリーをすることができてよかったわ。体力的にはそんなにきつくないわよ。十分にウォームアップができたわ」とウォズニアッキ戦を前にプリスコバはコメントしていた。

 プリスコバは、準決勝で第4シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。ウィンブルドン優勝者のムグルッサは準々決勝で、第8シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を6-2 5-7 7-5、2時間45分の長丁場を制しての勝ち上がり。

「この試合は、今シーズンのベストマッチの1つだと思うわ。私もクズネツォワも本当にいいプレーをしていたし、特に第3セットはすばらしかった。勝ったのは私だけど、彼女もいい試合だったと思っているに違いないわ。本当に暑くてタフな試合だった」 とムグルッサは試合を振り返った。

 前日に行われた3回戦で、第16シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦したムグルッサは、第3セットでの雨による長い遅延を克服し、3つのマッチポイントをしのいだ末に2時間18分の大接戦を制して勝ち上がっていた。

 ムグルッサは、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を倒してウィンブルドン優勝を果たして以来、ここ3大会で2大会で準決勝に進んでいる。

「いいプレーができていることに満足しているし、タフな試合を勝ち続けることができて本当にうれしいわ。踏ん張って勝つことができてよかった。たとえ優勝できなくても、ここまで勝ち上がれたことをうれしく思うわ」とムグルッサはコメントした。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ)の女子シングルスで準決勝に進出した世界ナンバーワンのカロリーナ・プリスコバ

Photo: MASON, OH - AUGUST 18: Karolina Pliskova of Czech Republic celebrates match point against Caroline Wozniacki of Denmark during day 7 of the Western & Southern Open at the Lindner Family Tennis Center on August 18, 2017 in Mason, Ohio. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)