7日、AFC U17女子アジアカップ2024がインドネシアで行われ、U-17日本女子代表はU-17タイ女子代表と対戦し、4-0で勝利した。 9回目となる今大会。上位3カ国はドミニカ共和国で今年行われU17女子ワールドカップの出場権を獲得で…

7日、AFC U17女子アジアカップ2024がインドネシアで行われ、U-17日本女子代表はU-17タイ女子代表と対戦し、4-0で勝利した。

9回目となる今大会。上位3カ国はドミニカ共和国で今年行われU17女子ワールドカップの出場権を獲得できる。

全8カ国が2つのグループに分かれて行われる大会。日本は2022年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中止となり、5年ぶりの開催に。2019年の前回大会は日本が有うしょうを果たしていた。

日本は中国、オーストラリア、そしてタイと同居するグループBに入り、初戦は予選から勝ち上がったタイと対戦した。

日本は[4-2-3-1]のシステムを採用し、GKに福田真央、4バックは右からCBに菅原千嘉、本多桃華、朝生珠実、鈴木温子、中盤はボランチに眞城美春、榊愛花、2列目は右に木下日菜子、中央に松浦芽育子、福島望愛と並び、1トップが辻あみるとなった。

立ち上がりから主導権を握ったのは日本。ボールを握って時間を使いながらもタイゴールに迫っていくが、それでも前半はゴールを奪えずに終わる。

日本はハーフタイムで2人を変更。菅原、辻が下がり、青木夕菜、津田愛乃音を投入する。

すると序盤からタイゴールに迫っていく中、51分についにスコアを動かす。自陣からのパスを受けた木下が左アサイドへ展開。福島がパスを受けてボックス内へ侵入しグラウンダーのクロス。中央で津田が潰れると、こぼれ球を眞城が落ち着いてミドルシュートを沈め、日本が先制する。

先にスコアを動かした日本。65分には敵陣でボールを奪うと、松浦のパスを受けた津田がシュート。これはブロックされるが、こぼれ球を繋いで木下がキープ。最後は榊のミドルシュートがGKがファンブルしてゴールに入り、日本が追加点を奪う。

リードを広げた日本は勢いに乗ると、69分にも追加点。相手のリスタートを奪うと、縦パスを受けた津田が反転シュート。鋭いシュートが左ポストを叩いてゴールに決まり、3点目を奪う。

津田の見事なポストプレーから3点目を奪った日本。選手も交代させていく中、87分にも敵陣でボールを奪い、スルーパスを受けた花城恵唯がボックス右からクロス。津田が中央でヘディングを叩き込み4点目。4-0で初戦白星スタートとなった。

快勝スタートの日本は、10日に初戦でU-17中国女子代表に3-0で敗れたU-17オーストラリア女子代表と第2戦を戦う。

U-17日本女子代表 4-0 U-17タイ女子代表

【得点者】

1-0:51分 眞城美春(日本)

2-0:65分 榊愛花(日本)

3-0:69分 津田愛乃音(日本)

4-0:87分 津田愛乃音(日本)

【出場メンバー】

GK

21.福田真央(JFAアカデミー福島)

DF

6.鈴木温子(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)

13.菅原千嘉(マイナビ仙台レディースユース)

→HT 2.青木夕菜(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)

15.本多桃華(十文字高校)

17.朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)

MF

5.榊愛花(JFAアカデミー福島)

8.木下日菜子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18)

14.眞城美春[C](日テレ・東京ヴェルディメニーナ)

→85分 22.平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースユース)

16.福島望愛(JFAアカデミー福島)

→73分 7.菊地花奈(マイナビ仙台レディースユース)

23.松浦芽育子(常葉大学附属橘高校)

→74分 20.花城恵唯(JFAアカデミー福島)

FW

19.辻あみる(三菱重工浦和レッズレディースユース)

→HT 12.津田愛乃音(マイナビ仙台レディースユース)