「中日0-2巨人」(7日、バンテリンドーム) 巨人が完封勝ちで連敗を2で止めた。先発の山崎伊がチーム初完封で3勝目。前夜、完封負けを喫したチームが、きっちり“お返し”の1勝で意地を見せた。 投手戦となった試合は0-0で迎えた七回、先頭の岡…

 「中日0-2巨人」(7日、バンテリンドーム)

 巨人が完封勝ちで連敗を2で止めた。先発の山崎伊がチーム初完封で3勝目。前夜、完封負けを喫したチームが、きっちり“お返し”の1勝で意地を見せた。

 投手戦となった試合は0-0で迎えた七回、先頭の岡本和が四球を選んだ出塁。坂本も右前打で続いた。萩尾が送りバントを決めて1死二、三塁を作ると、岸田の四球を挟んで満塁で打席に門脇。2ストライクと追い込まれながら、真ん中高めの直球を中前にはじき返した。

 5日の阪神戦(東京ドーム)の五回に2点を奪って以降、チームとして待望となった20イニングぶりの得点。さらに2死満塁から丸が押し出し四球を選び、2点目を奪って試合を有利に進めた。

 一方、先発の山崎伊も援護に恵まれない中、序盤から粘りの投球でナインを鼓舞。六回、1死一、二塁のピンチを背負ったが、4番・細川を空振り三振に斬ると、続く中田も遊飛に抑えて脱した。接戦を制したチームは再び単独2位に浮上。首位・阪神の背中をピタリを追う。