フィギュアスケート女子で、日本勢初の世界選手権3連覇を達成した坂本花織(シスメックス)が6日、都内で会見。来季プログラムの振り付けで、ショートプログラム(SP)はロヒーン・ワード氏、フリーは引き続きマリーフランス・デュブレイユ氏に依頼する…

 フィギュアスケート女子で、日本勢初の世界選手権3連覇を達成した坂本花織(シスメックス)が6日、都内で会見。来季プログラムの振り付けで、ショートプログラム(SP)はロヒーン・ワード氏、フリーは引き続きマリーフランス・デュブレイユ氏に依頼することを明かした。曲名はいずれも未定だが、「(来季は)まだ、五輪のプレシーズンなので、プログラムも『これいけるのかな?』っていうものでも試してやってみたい」と、新たな表現に挑戦していく意欲を語った。

 また、今オフは4回転の練習も実施しているというが、「やってはいますけど、試行錯誤中という感じです」と状況を報告。来季のジャンプについては、「ルッツ2本、フリップ2本をやってみたいなと思っている。それが一番現実的な目標」と掲げた。

 また現在、国際大会から遠ざかってる強豪・ロシア勢についても、今の素直な思いを吐露。「ロシアの4回転を跳ぶ選手が来たときは、自分自身も見失ってしまって、どう頑張ればいいかも分からなかったが、北京五輪シーズンで自分の戦い方を決め始めてからは迷いなく練習ができるようになった。久々に(ロシア勢が国際大会に)帰ってきたら、多少動揺するかもしれないが、自分にとっていい刺激にはなると思う。さらに、『負けられへん』って気持ちにはなるのかなと思う」と明かした。