◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(5日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇晴れ(観衆6233人)米澤蓮はプロ3年目の今季、用具契約を一新した。ルーキーイヤーから使用していたコブラのクラブをタイトリストへ。ボールと14本…

米澤蓮はパッティングで苦しみぬいて初勝利を手に入れた

◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(5日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇晴れ(観衆6233人)

米澤蓮はプロ3年目の今季、用具契約を一新した。ルーキーイヤーから使用していたコブラのクラブをタイトリストへ。ボールと14本のクラブをすべて同社製にスイッチし、ツアー会場内外でのサポートに支えられている。

1WはTSR2を使用。ショットにある程度のスピン量をもたらすモデルで、ロフト角も11度と比較的大きめ。各ホールを丁寧に攻めるフェードヒッターの特性を引き出している。ちなみに前週の日欧共催大会「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」を制した桂川有人も同じ1W(ロフト10度)を愛用。2連勝になった。

スコッティキャメロンのマレット型モデル

東北福祉大時代の先輩でもある片岡尚之との後半の一騎打ちで、後半13番(パー3)がハイライトのひとつになった。アイアンでのティショットがグリーン右手前のバンカーの“壁”に突き刺さり、2打目をウェッジで懸命にグリーンへ。7m近いパーパットをねじ込み、連続ボギーを免れた。

ルーキーイヤーの2022年以降、グリーン上でのプレーに悩んできた。「パッティングを打つのが怖かった。外れる回数が多くなって、自信が削られていった」とさえ言う。スコッティキャメロンのマレット型パターと鍛錬を重ねながら、「いろんな人に助言を求めた」という。ナショナルチーム時代からのコーチであるガレス・ジョーンズ氏には「いつも自分を肯定してくれて、勇気づけてくれる言葉をかけてくれる。ゴルフ以外の面でも信頼している」と感謝した。

<最終日のクラブセッティング>

米澤蓮のクラブセッティングはすべてタイトリスト製

ドライバー:タイトリスト TSR2(ロフト11度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(長さ45インチ、重さ60g台、硬さX)
グリップ:ゴルフプライド MCC M60

フェアウェイウッド:タイトリスト TSR2 フェアウェイ メタル(16.5、18度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(重さ70g台、硬さX)

ユーティリティ:タイトリスト U・505 ユーティリティアイアン(20度)、T200 ユーティリティアイアン(23度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ツアーイシュー(X100)

アイアン:タイトリスト T100(5―9番)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ツアーイシュー(X100)

ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10(46、52、58)

パター:スコッティキャメロン TG6.2 プロトタイプ

ボール:タイトリスト PRO V1x