「春季高校野球大阪大会・準々決勝、大院大高2-1大阪桐蔭」(6日、大阪シティ信用金庫スタジアム) 大阪桐蔭が九回に守備の乱れで逆転負けし、準々決勝で姿を消した。 1-0で迎えた九回。先発の平嶋桂知投手(3年)が無死一塁から右前打を浴びると…

 「春季高校野球大阪大会・準々決勝、大院大高2-1大阪桐蔭」(6日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪桐蔭が九回に守備の乱れで逆転負けし、準々決勝で姿を消した。

 1-0で迎えた九回。先発の平嶋桂知投手(3年)が無死一塁から右前打を浴びると、右翼手の悪送球の間に一走のホーム生還を許し、同点。さらに1死三塁から平嶋が痛恨の暴投で逆転を許した。打線も六回に先制したものの、相手左腕を打ちあぐみ、追加点を奪えなかった。

 西谷浩一監督は平嶋について、「しっかりよく投げたとは思いますけどね。最後、あのへんで踏ん張れないので、まだまだやらないことがあると思います」と話した。「負ける時っていうのはそういうもんだと思いますけど。当たり前ですけど、守りをしっかりしないといけない。ですけど、攻撃もきょうは残念でした」と敗因について振り返った。

 準々決勝敗退で4年連続の近畿大会出場を逃すことになったが、「公式戦をやりたかったのが本音なので。今メンバー外れているものが、近畿大会目指して練習しているので。近畿大会のメンバー入りというチャンスを逃したので、みんなちょっとガッカリしていると思います。そこは練習試合で、公式戦じゃない取り組みでやっていくしかないと思います」と切り替えていた。