今季初となる1試合2本塁打を記録した大谷。(C)Getty Images 猛打連発に球場が熱狂の坩堝と化した。 現地5月5日、ドジャースは本拠地でブレーブスと対戦。「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は、第1打席と第4打席にそれ…

今季初となる1試合2本塁打を記録した大谷。(C)Getty Images

 猛打連発に球場が熱狂の坩堝と化した。

 現地5月5日、ドジャースは本拠地でブレーブスと対戦。「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は、第1打席と第4打席にそれぞれ特大のホームランを放つなど、4打数4安打2本塁打、3打点という出色の働きを見せた。

【動画】1試合2本!大谷翔平が4年連続2ケタ本塁打となる今季9号&10号を放ったシーン

 第1打席に相手先発マックス・フリードから2戦連発となる9号2ランを叩き込んだ大谷は、続く第2打席にレフト前ヒット、第3打席にはセンター前ヒットを記録。文字通りどうにも止まらない状況で迎えた第4打席に、圧巻の一打を放った。

 8回裏、先頭打者として打席に入った大谷は、相手左腕A.J.ミンターが初球に投じたど真ん中への93.8マイル(約150.9キロ)の4シームを一閃。「パキャンッ」という独特の打撃音とともに左中間方向に打ち出された打球はぐんぐんと飛距離を伸ばし、バックスクリーン左へ着弾。最終飛距離464フィート(約141.2メートル)の特大弾となった。

 圧巻の一発でナ・リーグの本塁打王争いでもトップタイになった大谷。4シーズン連続の二桁本塁打を達成した二刀流スターには、米記者も驚くばかりだ。

 ドジャースの専門メディア『Dodgers Nation』の番記者であるノア・カムラス記者は「ショウヘイ・オオタニは完全に狂ってる!」と愕然。今日2本目のホームランを打ち、これで4打数4安打。打球の速さは110.6マイルで、464フィートも飛ばしたんだ。これで今季の打率は.364。OPSは1.111。信じられない男だ」と舌を巻いた。

 また、MLB公式のブレント・マグワイア記者も「今日のオオタニは2本のホームランと2本のシングルを放った。とてつもないパフォーマンスだ」と脱帽した。

 この試合を含めて直近7試合で打率.400、出塁率.455、長打率.700、3本塁打、8打点、2盗塁とした大谷。例年5月、6月に調子が上向く傾向にある偉才は完全にゾーンに入った感がある。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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