現地時間の5月3日、ベルギーリーグのプレーオフ2第7節が行われ、サッカー日本代表・伊藤涼太郎が圧巻のゴールを決めた。 …
現地時間の5月3日、ベルギーリーグのプレーオフ2第7節が行われ、サッカー日本代表・伊藤涼太郎が圧巻のゴールを決めた。
ウェステルローと対戦したシント・トロイデン。鈴木彩艶とともに日本人選手として先発した伊藤涼太郎が、圧巻の活躍を見せた。まずは開始早々に、伊藤が先制ゴールを決める。
前半8分、相手チームのクリアをシント・トロイデンの選手がはね返すと、そのまま左サイドから攻めようとする。それに伴って相手選手も同サイドに傾く中で、伊藤は中央にスルスルとポジショニング。そして、ペナルティアークの手前でボールを受け取る。
このとき、伊藤の前には相手選手が一人立ちはだかっており、同時に、シントトロイデンの選手が右サイドでオーバーラップをかけていたことでそちらにパスを出すかと思われたが、伊藤が選択したのはミドルシュート。右足を振り抜くと、ボールは力強くゴールの左上隅へ。相手GKが触るもそのまま押し切ってしまうほどのパワフルなミドルシュートを決めて見せた。
その後、伊藤はアシストも決めており、シント・トロイデンは2-2で引き分け。伊藤は1ゴール1アシストを決めてチームに勝点をもたらしている。
■「相変わらず上手すぎる」
このゴールに、驚きと称賛が止まらない。
「NICEゴール」
「相変わらず上手すぎる」
「これぞ涼太郎ってゴール」
「美しいシュート」
「やっぱ前に人がいても打ってくれる涼太郎カッコいい」
「あざやか!」
「ゴラッソ!!エグ!!」
1998年生まれで現在26歳の伊藤涼太郎は、今季が海外で過ごす始めてのシーズン。昨年6月に発表された移籍において、ここまで7ゴールを記録している。Jリーグのピッチ上で見せた和製ファンタジスタのプレーを現地でもそのまま見せており、「他のクラブからもオファーあるかな」「夏にステップアップあるんじゃね??」といったような、今夏の移籍を期待する声もある。
伊藤は今年1月にサッカー日本代表として初めてプレーしたが、今後、さらに成長して激戦区となっている森保ジャパンの中盤に割って入ることができるか。さらに期待は高まる。