タティスJr.への執拗な内角攻めが物議■パドレス 7ー1 Dバックス(日本時間4日・フェニックス) パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手への“攻め”に、指揮官はお怒りのようだ。3日(日本時間4日)のダイヤモンドバックス戦では、顔付近…

タティスJr.への執拗な内角攻めが物議

■パドレス 7ー1 Dバックス(日本時間4日・フェニックス)

 パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手への“攻め”に、指揮官はお怒りのようだ。3日(日本時間4日)のダイヤモンドバックス戦では、顔付近へのボールを登板したばかりの投手に投げられ、マイク・シルト監督は「もういい加減にしてくれ」と話した。

 同戦の9回、元ヤクルトの助っ人スコット・マクガフ投手がマウンドに上がると、タティスJr.に対していきなり内角高めへ。4球目のインハイへの94マイル(約151キロ)の直球は顔付近に投じられ、打席内で転倒してヘルメットが脱げた。その場では一息ついて落ち着いていたが、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は、タティスJr.がイラついていたと伝えている。

 試合後、シルト監督は「タティスに対する内角高めの球があまりにも多すぎる。本当にもう十分だ」と不満をあらわにした。「内角に投げたいならそれは問題ない。ただ私としては、内角高めに投げることで何を成し遂げようとしているのかがわからない。人をイラつかせているだけだ。(内角高めへの危険な投球が)頻繁に起きすぎている。これ以上は我慢できることではない」と話した。

 球界を代表するスーパースターとして人気を集めるタティスは、薬物問題を経て、今季が復帰2年目。同戦では4回に先制7号2ランを放っていた。(Full-Count編集部)