◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(5日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援) 10位から出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は2バーディー、2ボギーの…

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(5日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 10位から出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算3アンダーで7位に順位を上げて大会を終えた。今季初のトップ10フィニッシュとなった。

 最終18番パー5は230ヤードの第2打を3ウッドでグリーン奥のラフへ。20ヤードの第3打を1メートル半に寄せてバーディーで締めた。厳しいピン位置に加え、強い風が吹いた最終日のラウンド。「集中力を保つのが大変な一日だった」と汗をぬぐいつつ、「16、17、18番と、しっかり難しいアプローチとパットを決められたので、とりあえずは良かったのかな」と振り返った。

 クラブ調整に取り組む中での今季ベストフィニッシュにも「周りが伸びなかったからそういう結果だったけど、私自身のゴルフは何も変わっていない」と自己評価は厳しい。「そこをしっかり見つめ直して、いいショットが打てるように、自分の理想に近づくようにプレーして、ビッグスコアを出せるように頑張りたい」と口にした。

 最終日同組だったアマチュアの李暁松(リ・ヒョソン、韓国)がツアー最年少となる15歳176日で優勝を飾った。「しっかり(クラブを)振ってくるし、これだけ端に振ってあるピンでもラインを狙ってくる。難しいアプローチもしっかりパーセーブしてきていた」。18ホールをともにして感じた、強さとうまさについて触れた。