「オリックス0-3日本ハム」(3日、京セラドーム大阪) 日本ハムがリーグ最多の今季6度目の完封勝ちで、9カード連続でカード初戦勝利。新庄政権最多タイの貯金5とした。 今季の躍進の一因となっているのが、カード初戦。開幕2カード目の楽天戦以外…

 「オリックス0-3日本ハム」(3日、京セラドーム大阪)

 日本ハムがリーグ最多の今季6度目の完封勝ちで、9カード連続でカード初戦勝利。新庄政権最多タイの貯金5とした。

 今季の躍進の一因となっているのが、カード初戦。開幕2カード目の楽天戦以外は全て勝利を飾り、ここまで10勝1敗という強さだ。

 新庄監督は「その話、なしで。いつか途切れるから、間違いなく」と話しつつ、カード頭をとることで「めちゃくちゃ戦いやすい」と明かす。かつてその理由を問われて「選手の成長しかないでしょ。休み挟んでのカード頭、さあやるぞという気持ちしかないですよね」と話していた。

 万波は「カード頭取れるっていうのは、同じ1勝でも、負けてから取るか、取ってから次の試合にいくのかではだいぶ違う」と選手としての心境を明かす。初戦を取ることで3連戦ならカード勝ち越し王手。仮に2連戦なら、初戦を落とせばカード0勝2敗の危険もはらむだけにさらに重みはます。

 万波は「きょうも頭を取るのはでかいなって思いますし、順位も近いオリックスなので、そういう意味でもかなり大きい1勝かなと思います」と自らのバットで導いた勝利を喜ぶ。カード初戦勝利が、チームを波に乗せている。